最終更新:2026年10月26日|監修:家墓 編集部(家に置ける小さなお墓 家墓~かぼ~)
この記事の結論
- 墓じまい後のご遺骨の行き先は、永代供養墓・納骨堂・樹木葬・海洋散骨・自宅での供養(手元供養)の5つが主な選択肢です。
- 「お墓はなくしても、手を合わせる場所は残したい」なら、ご遺骨の一部を家墓に納めて自宅で供養し、残りを永代供養にする組み合わせが現実的です。
- 墓じまいの手続きは自治体によって違うため、まずいまのお墓がある市区町村と墓地の管理者に相談するところから始めます。
目次
- 墓じまいを考える人が増えている理由
- 墓じまいの一般的な流れ
- 取り出したご遺骨の行き先5つを比較
- 自宅で供養するなら「家墓」という選択
- 家墓での墓じまいサポートと費用
- よくある質問
1. 墓じまいを考える人が増えている理由
「実家のお墓が遠くて、年に一度も行けない」「子どもに管理の負担を残したくない」「毎年の管理費やお寺とのお付き合いが重い」。墓じまいのご相談で多いのは、こうした声です。
一方で、「ご先祖のお墓をなくしてしまうのは申し訳ない」「手を合わせる場所がなくなるのは寂しい」という気持ちから、なかなか踏み出せない方も少なくありません。墓じまいで大切なのは、お墓をなくした後、ご遺骨をどこで、どう供養するかを先に決めておくことです。

2. 墓じまいの一般的な流れ
- 家族・親族で話し合う
後から「聞いていない」とならないよう、お墓に関わる親族の了解を得ておきます。 - 墓地の管理者(お寺・霊園)に相談する
寺院墓地の場合は、これまでの感謝を伝えつつ早めに相談します。離檀料は法律で決まった費用ではありません。高額な請求などで困ったときは、消費生活センターなどに相談できます。 - ご遺骨の行き先を決める
永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨・自宅供養など(次の章で比較します)。 - 市区町村で手続きをする
別の墓地や納骨堂に移す場合は「改葬許可」が必要です。自宅で供養する場合の扱いは自治体によって異なるため、いまのお墓がある市区町村の窓口で確認してください。 - 閉眼供養・ご遺骨の取り出し
必要に応じて僧侶に閉眼供養(魂抜き)をお願いし、石材店がご遺骨を取り出します。 - 墓石を撤去し、区画を返す
墓石を解体・撤去して更地にし、墓地の管理者に区画を返します。
3. 取り出したご遺骨の行き先5つを比較
| 行き先 | どんな供養か | 向いている人 | 手を合わせる場所 |
|---|---|---|---|
| 永代供養墓 | 寺院・霊園が代わりに供養・管理する | 継ぐ人がいない | 施設まで行く |
| 納骨堂 | 屋内の施設にご遺骨を納める | 駅に近い場所でお参りしたい | 施設まで行く |
| 樹木葬 | 樹木や草花を墓標にして埋葬する | 自然の中で眠りたい | 霊園まで行く |
| 海洋散骨 | 粉末状にして海に還す | 形を残さず自然に還りたい | 特定の場所はない |
| 自宅で供養(家墓) | 小さなお墓に骨壺を納めて自宅に置く | 手を合わせる場所を身近に残したい | 自宅(毎日) |
古いお墓から取り出したご遺骨は、量が多く、湿気や汚れを含んでいることもあります。自宅で供養する場合は、粉骨して量を整え、入る分だけを家墓に、残りを永代供養や散骨にという組み合わせが一般的です。散骨を選ぶ場合は、厚生労働省の「散骨に関するガイドライン」に沿って行う業者を選びましょう。
4. 自宅で供養するなら「家墓」という選択
墓じまいをためらう一番の理由は、「お墓がなくなること」そのものへの寂しさです。家墓は、天然の御影石を職人が彫刻した、自宅に置ける小さなお墓です。お墓の形は残したまま、場所だけを遠くの墓地から自宅に移すことができます。

| 家墓 おひとりさま用 | 幅16×奥行16×高さ18cm・約8.3kg/67,800円(税込) |
|---|---|
| 家墓 おふたりさま用 | 幅26×奥行16×高さ18cm・約13.6kg/97,800円(税込) |
| 納められる骨壺 | 2.0〜2.5寸(幅 約75mm×高さ 約90mmまで) |
| 石の色 | グレー・黒・ピンク(天然御影石) |
| お届け | デザイン確定から約3〜4週間 |
家紋や「〇〇家」の文字、メッセージなど、これまでのお墓と同じように彫刻できます。法律上の扱いや置き方については、自宅にお墓は置ける?家墓(宅墓)の法律・費用と、入りきらない遺骨・亡くなった後のことで詳しく解説しています。
5. 家墓での墓じまいサポートと費用
家墓では、墓じまいからご遺骨のお納めまで、ひとつの窓口でお手伝いしています。
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 墓じまい(申請代行・墓石の解体撤去) | 19.8万円〜(税抜) |
| 取り出したご遺骨の粉骨・家墓へのお納め | ご相談ください |
| 入りきらないご遺骨の永代供養(提携先) | 48,000円/1柱(税込) |
| ご遺骨のお迎え(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・福島・群馬・山梨・静岡) | 手数料18,000円〜(税別) |
| 遠方からの送骨 | ゆうパックで対応 |
| 分骨証明書・埋葬証明書の取得 | 各5,500円(税込) |
6. よくある質問
Q. 墓じまいをしたら、ご先祖に申し訳ない気がします。
A. お墓をなくすのではなく、供養する場所を身近に移すと考える方が多くいらっしゃいます。家墓なら、これまでと同じように家紋や家名を彫った石のお墓に手を合わせられます。
Q. お寺に墓じまいを言い出しにくいです。
A. まずはこれまでのお礼と、続けられなくなった事情を正直に伝えて相談するのが基本です。どう進めればよいか分からない場合は、お気軽にご相談ください。
Q. 複数人分のご遺骨があります。
A. 家墓に入るのは2.0〜2.5寸の骨壺です。おふたりさま用なら2つ納められます。入りきらない分は永代供養や散骨と組み合わせます。
Q. 遠方に住んでいて、お墓のある場所に行けません。
A. 送骨やお迎えにも対応しています。お墓の所在地をお知らせいただければ、進め方をご案内します。
参考資料
- 墓地、埋葬等に関する法律|e-Gov法令検索
- 墓地、埋葬等に関する法律施行規則|e-Gov法令検索
- 墓地・埋葬等のページ|厚生労働省
- 散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)|厚生労働省
お墓をなくすのではなく、近くに移す。
墓じまいは、ご先祖との縁を切ることではありません。
家墓なら、手を合わせる場所を遠くの墓地から、毎日過ごす自宅に移せます。
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家に置ける小さなお墓「家墓~かぼ~」は、天然の御影石を使い、提携工房の職人が一つひとつ彫刻・塗装した自宅用のお墓を全国にお届けしています。家墓の販売だけでなく、墓じまい、分骨証明書・埋葬証明書の取得、永代供養、海洋散骨、僧侶のご紹介まで、ご遺骨にまつわるご相談をひとつの窓口でお受けしています。
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