最終更新:2026年10月26日|監修:家墓 編集部(家に置ける小さなお墓 家墓~かぼ~)

この記事の結論

  • 遺骨を骨壺に入れたまま自宅で保管・供養することは、法律で禁止されていません(禁止されているのは墓地以外の場所への「埋蔵」です)。
  • 家墓に入るのは2.0〜2.5寸の小さな骨壺です。入りきらないご遺骨は、粉骨・永代供養・海洋散骨のいずれかで整えます。
  • 継ぐ人がいない場合も、元気なうちに「行き先」と「運ぶ人」を決めておけば、ご遺骨が行き場を失うことはありません。

目次

  1. 家墓・宅墓・自宅墓は何が違う?
  2. 自宅にお墓を置くのは違法?法律の正しい読み方
  3. 実際に置くとこうなる:サイズ・重さ・置き場所
  4. 遺骨が骨壺に入りきらないときの3つの方法
  5. 自宅に置いたご遺骨、自分が亡くなった後はどうなる?
  6. 供養を続けられなくなったときの選択肢
  7. 家墓ができるまで
  8. 家墓の費用
  9. よくある質問

1. 家墓・宅墓・自宅墓は何が違う?

自宅に置くお墓には決まった名前がなく、探す人によって呼び方が分かれます。どれも「骨壺を納めて、家の中で手を合わせるための小さなお墓」を指します。

家墓(かぼ)家に置くお墓。当社の商品名でもあります。
宅墓(たくぼ)同じく自宅用のお墓を指す言葉です。
自宅墓・手元供養墓手元供養のうち、ペンダントやミニ骨壺ではなく「お墓の形」をしたもの。

リビングに置いた家墓に手を合わせる女性

2. 自宅にお墓を置くのは違法?法律の正しい読み方

結論から言うと、遺骨を骨壺に入れたまま自宅で保管・供養することは、法律で禁止されていません。根拠になるのは「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」第4条です。

埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。
墓地、埋葬等に関する法律 第4条第1項(e-Gov法令検索)

この条文が禁じているのは、墓地以外の場所に遺骨を「埋蔵」すること(土に埋めること)です。家墓は骨壺を石の中に納めて室内に置くもので、地面に埋めるわけではないため、この禁止には当たらないと解されています。

注意が必要なケース

やりたいこと扱いポイント
骨壺を家墓に入れて室内に置く可能許可・届出は不要です。分骨証明書があると、後で永代供養などに移すときの手続きがスムーズです。
庭やプランターに遺骨を埋める不可墓地以外への「埋蔵」に当たり、墓埋法に反します。
今あるお墓から遺骨を取り出して自宅へ手続きを確認改葬許可の要否は自治体によって扱いが分かれます。いまのお墓がある市区町村の窓口に確認してください。
お墓の遺骨の一部だけを分ける(分骨)可能墓地の管理者から「分骨証明書」を発行してもらいます(墓埋法施行規則 第5条)。

3. 実際に置くとこうなる:サイズ・重さ・置き場所

「お墓」と聞くと大きな石塔を想像しますが、家墓のおひとりさま用は幅16cm。B5ノート(18.2×25.7cm)を置くスペースに収まります。おふたりさま用は幅26cmで、横にしたB5ノートとほぼ同じ広さです。

家墓のおひとりさま用・おふたりさま用のサイズ比較

おひとりさま用おふたりさま用
サイズ(幅×奥行×高さ)16×16×18cm26×16×18cm
重さ約8.3kg(台座 約3.8kg+納骨部 約4.5kg)約13.6kg(台座 約6.5kg+納骨部 約7.1kg)
納められる骨壺2.0〜2.5寸(幅 約75mm×高さ 約90mmまで)
石の色グレー・黒・ピンク(天然御影石)

家墓の納骨部に骨壺を納める構造 家墓と骨壺

左:納骨部の中に骨壺を納める構造 右:家墓と骨壺

置くときの注意点

  • 重さは8kg以上あります。薄い棚板やカラーボックスの天板は避け、しっかりした家具の上に置いてください。
  • 台座と納骨部は分かれています。動かすときは別々に持つと安全です。
  • 直射日光が長時間当たる場所や、結露しやすい窓際は避けましょう。リビングの棚やチェストの上など、普段から目に入る場所がおすすめです。

家墓 石の色の例1 家墓 石の色の例2 家墓 石の色の例3

石の色はグレー・黒・ピンクの3色からお選びいただけます。

4. 遺骨が骨壺に入りきらないときの3つの方法

火葬後のご遺骨は、地域によっては大きな骨壺にすべて納めることが多く、そのままでは家墓用の2.0〜2.5寸の骨壺には入りません。入りきらない分は、次のどれかで整えるのが一般的です。

A. 粉骨して量を減らすご遺骨を細かく砕くと体積が小さくなります。ただし全量が小さな骨壺に収まるとは限らないため、B・Cとの組み合わせが一般的です。
B. 一部を家墓、残りを永代供養家墓に入る分だけを手元に残し、残りは提携先の永代供養墓で供養します。当社提携先:48,000円/1柱(税込)
C. 一部を家墓、残りを海洋散骨残りを粉末状にして海に還します。厚生労働省の散骨に関するガイドラインに沿って行う業者を選びましょう。

遠方の方はゆうパックによる「送骨」、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・福島・群馬・山梨・静岡エリアではご遺骨のお迎えにも対応しています(手数料18,000円〜・税別)。

5. 自宅に置いたご遺骨、自分が亡くなった後はどうなる?

火葬後のご遺骨を、お墓に納めずに骨壺のまま自宅に置いている方は少なくありません。「いつかちゃんとしなければ」と思いながら、一番気になるのが「自分がいなくなった後、このご遺骨はどうなるのか」です。継ぐ人がいるかどうかで、準備しておくことが変わります。

今:ご遺骨を骨壺のまま自宅に置いている(仏壇の横・棚の上など)

▼

自分の後に、ご遺骨を引き継ぐ人はいる?
いる(子ども・親族など)いない(おひとりさま・子に頼めない)
① ご遺骨を家墓など「お墓の形」に納め、引き継ぐ人に分かる状態にしておく(誰のご遺骨か、置き場所をエンディングノートなどに残す)① 生前に「その後の行き先」を決めて契約しておく(例:手元に置く分は家墓に、最後は提携先の永代供養へ)
② 引き継いだ人が自宅で供養を続ける(家墓なら引っ越しても一緒に移動できます)② ご遺骨を誰が運ぶかを決め、書面にしておく(ご友人や専門家との死後事務委任契約など)
③ 続けられなくなったら、永代供養・散骨へ(→6章)③ 提携先の永代供養墓に納められ、供養が続く

大切なのは、元気なうちに「行き先」と「運ぶ人」の両方を決めておくことです。行き先だけ決めても、運ぶ人がいなければご遺骨は自宅に残ってしまいます。骨壺のまま置いてある状態は、ご家族から見ても「どうしてよいか分からない」ものになりがちです。どう準備すればよいか分からない場合は、お気軽にご相談ください。

6. 供養を続けられなくなったときの選択肢

方法どんな供養か向いている人自宅からの移し方
自宅で供養を継承ご家族が自宅で供養を続ける近くに継ぐ人がいる骨壺(または家墓)ごと引き渡す
永代供養寺院・霊園が代わりに供養・管理する継ぐ人がいない/手を合わせる場所を残したい骨壺を取り出して納骨(分骨証明書があると円滑)
海洋散骨粉末状にして海に還す形を残さず自然に還りたい粉骨したうえで散骨業者へ
樹木葬樹木を墓標にして埋葬する自然の中で眠りたい霊園の受け入れ条件を確認

永代供養・海洋散骨・墓じまい(19.8万円〜・税抜)まで、家墓はひとつの窓口でご相談いただけます。

7. 家墓ができるまで

家墓は、ご注文ごとにデザインを起こし、提携工房で一つひとつ彫刻・塗装しています。

デザインシートの記入
1. デザインシート
彫刻したい文字やご希望を記入いただきます。
彫刻デザインの作成
2. デザインのご提案
デザイナーが彫刻デザインを作り、お打合せします。
御影石への彫刻作業
3. 彫刻・塗装
提携工房で一つひとつ丁寧に仕上げます。
ご自宅に設置した家墓
4. お届け・設置
デザイン確定から約3〜4週間でお届けします。

8. 家墓の費用

内容価格(税込)
家墓 おひとりさま用(正面の彫刻・塗装込み)67,800円
家墓 おふたりさま用(正面の彫刻・塗装込み)97,800円
おひとりさま用+永代供養セット118,000円
おふたりさま用+永代供養1柱/2柱セット148,000円/198,000円
追加彫刻(1面・塗装付き)6,600円
送料(梱包込み)2,200円
分骨証明書・埋葬証明書の取得各5,500円

年間管理費はかかりません。在庫がない場合のお届けは約2か月です。ご購入は家墓 販売ページからどうぞ。

9. よくある質問

Q. 宅墓・家墓を置くのに、役所への届出は必要ですか?

A. 自宅で保管するだけなら届出は不要です。今のお墓から取り出す場合は、いまのお墓がある市区町村に手続きの要否を確認してください。

Q. マンションや賃貸でも置けますか?

A. 室内に置くもので、庭も工事も不要です。重さがあるため、しっかりした家具の上に置いてください。

Q. ペットと一緒に入れますか?

A. おふたりさま用なら、ご夫婦・パートナー・ペットの骨壺を一緒に納められます。

Q. 宗教・宗派の決まりはありますか?

A. 神道・仏教ほか、宗教を問わずお使いいただけます。ご希望があれば僧侶の派遣もご紹介します。

Q. 生きているうちに買っても大丈夫ですか?

A. 生前に自分のお墓を用意することは「寿陵(じゅりょう)」と呼ばれ、古くから行われてきました。おふたりさま用で、ご存命の方のお名前を彫る例もあります。

参考資料

  1. 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)|e-Gov法令検索
  2. 墓地、埋葬等に関する法律施行規則|e-Gov法令検索
  3. 墓地・埋葬等のページ|厚生労働省
  4. 散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)|厚生労働省

心もお墓も、いつもそばに。

遠くのお墓に通えなくても、継ぐ人がいなくても、あきらめなくていい供養のかたちがあります。
家墓は、法律・費用・その後のことまで、ひとつの窓口でご相談いただけます。

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家に置ける小さなお墓「家墓~かぼ~」は、天然の御影石を使い、提携工房の職人が一つひとつ彫刻・塗装した自宅用のお墓を全国にお届けしています。家墓の販売だけでなく、墓じまい、分骨証明書・埋葬証明書の取得、永代供養、海洋散骨、僧侶のご紹介まで、ご遺骨にまつわるご相談をひとつの窓口でお受けしています。

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